経済産業省が３１日発表した２０２３年１２月の鉱工業生産指数速報値（２０年＝１００、季節調整済み）は１０５．９と、前月比１．８％上昇した。半導体製造装置や物流・工場向けコンベヤーなどが好調で、２カ月ぶりのプラス。生産の基調判断は「一進一退」で据え置いた。ダイハツ工業がすべての国内工場で生産を停止している影響で、今月の企業の生産計画がマイナスに陥ると見込まれることなどを踏まえた。
１２月の生産は全１５業種のうち、汎用（はんよう）・業務用機械工業や生産用機械工業など１２業種で上昇した。自動車工業も１．２％上昇と、堅調だった。
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