7月の鉱工業生産、8.0%上昇=上げ幅最大も依然低水準 2020年08月31日 09時03分

 経済産業省が31日発表した7月の鉱工業生産指数速報値(2015年=100、季節調整済み)は86.6となり、前月比8.0%上昇した。上昇は2カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大で停滞していた国内外の経済活動に再開の動きが広がり、比較可能な13年1月以降で最大の上げ幅だった。ただ水準はなお4番目の低さで、厳しい状況が続いている。
 基調判断は「生産は持ち直しの動きが見られる」とし、前月から判断を据え置いた。先行きについては、8月が4.0%上昇、9月も1.9%上昇と回復基調が続くと予測する。ただ伸び率は鈍化する見通しで、「(新型コロナの感染が拡大した)3月以前の状況への回復はまだ時間がかかりそうだ」(調査統計グループ)としている。 

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