23年の新車販売、5年ぶり増=ダイハツ不正で12月は失速 2024年01月05日

 2023年の国内新車販売台数は、前年比13.8%増の477万9086台と、2018年以来5年ぶりに増加した。半導体不足など、部品調達難の影響が緩和したことで復調した。ただ、コロナ禍前の年間500万台規模には届かなかった。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が5日発表した。
 同時に発表した23年12月の販売台数は、前年同月比5.4%増の36万2839台。16カ月連続で前年同月を上回ったが、増加率は11月の9.0%から失速した。認証試験不正が発覚したダイハツ工業の販売が12.7%減の4万2916台に落ち込み、足を引っ張った。 

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