立会外分売
取引所の立会時間外に、大株主などからの上場株式の大量売り注文を小口に分けて、不特定多数に売り出す売買方法のことをいいます。立会外分売が行われる際の価格は、前日の終値をもとに決められます。立会外分売での購入は手数料がかからないうえ、前営業日の終値よりも安く購入できることもあります。多くの場合、株式を一度に売り出すことによる株価の値下がりを防ぎながら、個人株主数を増やしたり、流動性を高めたりするために行われます。大量の株数が分売される場合は、将来的な売り圧力の増加が懸念され、株価の下落要因となる場合もあります。
ゴールデン・チャート社提供