小型株効果

 時価総額の大きい大型株よりも小さい小型株の方が、相対的に株価上昇率は高くなる傾向があるというアノマリーです。一般に大型株が動くのは過剰流動性のマーケットで市場に流入する資金が多いとき、逆に小型株は、資金流入が通常のマーケットでも小口の買物で価格が大きく動く傾向があります。また、大型株よりも小型株の業績変化率が高い傾向があり、小型株効果は業績の変化を反映したものという見方もあります。

ゴールデン・チャート社提供