グランビルの8法則
移動平均線を考案したJ・E・グランビルが、株価と移動平均線との位置関係に着目して、売買のポイントを8つにまとめたものです。
(買い局面)
①.移動平均線が下降の後、横ばいか上昇している時に、株価がその移動平均線を上に突き抜けた場合、重要な買い信号。
②.上昇中の移動平均線を株価が下回っても、平均線の上昇に変化がない時は押し目買い。
③.株価が上昇する移動平均線上の上にあって、平均線に向かって下降し、平均線を割り込まずに再び上昇した時は、買い乗せ。
④.平均線が下降中でも、株価が異常にかけ離れて下落した場合は、自律反発の公算が大きく、短期の買い場。
(売り局面)
⑤.移動平均線が上昇の後、横ばいか下降している時に、株価が平均線を下に割り込んだ場合、重要な売り信号。
⑥.下降中の平均線を株価が上回っても、平均線の下落を食い止めえないのは戻り売り。
⑦.株価が下降する移動平均線の下にあって、平均線に向かって上昇したものの、平均線を抜けずに、再び下落する場合は売り乗せ。
⑧.平均線が上昇中でも、株価が異常にかけ離れて上昇した場合は、反落の公算が大きい。
ゴールデン・チャート社提供