「堅固な対日関係」に意欲=3カ国首脳会談の早期開催へ―韓国外相候補 2025年07月17日 18時06分

【ソウル時事】韓国外相候補の趙顕前国連大使は17日、国会の人事聴聞会で「日本との関係を堅固で成熟したものに発展させていく」と表明した。日本が今年の議長国を務める日中韓首脳会談の早期開催を目指していく方針も明らかにした。
趙氏は「経済や社会、文化を網羅し、韓日双方の国益になる具体的な協力策を見いだしたい」と強調。「歴史問題については一貫した立場で忍耐を持って対応する」と説明した。日韓国交正常化60周年を迎えた今年、人的往来の活性化に向けて両国の空港での入国審査の迅速化や学生の交流プログラムを推進したいと訴えた。