洞窟生活のロシア人女性保護=娘2人と8年間?―インド 2025年07月16日 14時27分

洞窟(写真はイメージ)
洞窟(写真はイメージ)

 【ニューデリー時事】インド南部カルナタカ州で、沿岸部の人里離れた森の洞窟で暮らしていたロシア人女性(40)と娘2人が保護された。8年ほど前に住み着いたとみられ、いずれも健康。女性は「幸せだった」と話し、自然の中での生活が唐突に終わったことに意気消沈しているという。
 地元紙インディアン・エクスプレスなどによると9日、土砂崩れの警戒に当たっていた警察官が、洞窟の外に衣服が干してあるのを発見。内部を確認したところ、女性と6歳、4歳の女児を見つけた。
 女性は2016年にインドに入国。南部の観光地ゴアを経てカルナタカ州にたどり着いた。ビザが切れ、一時隣国ネパールに渡ったがすぐに戻り、森で暮らし始めたという。 

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