イラン核協議、8月末期限か=合意なければ制裁復活へ―米欧 2025年07月16日 10時11分

【ワシントン時事】米ニュースサイト「アクシオス」は15日、イランの核問題を巡り、8月末までに米イラン間で合意が実現しない場合、国連安保理決議に基づく対イラン制裁を復活させる方針を米英仏独4カ国が確認したと報じた。
4カ国外相が14日の電話会談で一致した。ただ、米軍が6月にイラン核施設を空爆して以降、核協議再開に向けた米側の呼び掛けにイランは応じていない。米国は制裁復活をちらつかせて圧力を強める構えとみられる。
トランプ米大統領は15日、記者団に対し、イランとの核協議再開を「急いでいない」と指摘する一方、「彼ら(イラン)が対話を望んでいる」と強調した。