米の武器追加供与を歓迎=電話会談でウクライナ大統領 2025年07月15日 14時55分

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、トランプ米大統領と電話会談した。米国が北大西洋条約機構(NATO)加盟国を経由する形でウクライナに武器を追加供与する方針を打ち出したことを受け、「ロシアによる殺りくを止め、永続的かつ公正な平和をつくるための支援と協力に感謝する」と述べて歓迎した。
通信アプリ「テレグラム」で発表した。トランプ氏との電話会談では「ロシアの攻撃からウクライナ国民を守るために必要な手段などについて議論した」と明らかにした。
ゼレンスキー氏は続けて、ホワイトハウスでトランプ氏と会ったばかりのルッテNATO事務総長とも電話会談。テレグラムに「(米国製防空システム)パトリオットの追加供与に向けた準備に感謝している。米国、ドイツ、ノルウェーは既に動きだしている」と記した。