「神が私の命救った」=トランプ氏、暗殺未遂1年で 2025年07月14日 11時02分

米東部ペンシルベニア州バトラーで銃撃された直後、聴衆に向かって拳を掲げるトランプ氏=2024年7月(AFP時事)
米東部ペンシルベニア州バトラーで銃撃された直後、聴衆に向かって拳を掲げるトランプ氏=2024年7月(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、東部ペンシルベニア州の選挙集会での暗殺未遂事件から1年の節目に合わせて声明を発表し、「全能の神の祝福により、私の命は救われた」と主張した。その上で「暗殺未遂から1年後、われわれの国は新たな黄金時代の真っただ中にある」と強調した。
 トランプ氏は事件を「暗殺者の弾丸が私の命を絶つ寸前まで迫り、米国の大いなる復活を目指す運動を沈黙させようとした」と回顧。「米国の精神は、今までもこれからも邪悪と破壊の勢力に打ち勝つだろう」と述べた。
 事件は同州バトラーで発生。トランプ氏は演説中に銃撃を受け、右耳を負傷した。聴衆の男性が銃弾を受けて死亡。犯人は現場で射殺された。直後に聴衆に向かって右の拳を掲げるなどしたトランプ氏の行動は「不屈の指導者」との評価につながり、求心力を高めた。 

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