トランプ氏、ウクライナ大統領を再び批判=クリミア半島「ロシア領」容認巡り 2025年04月24日 05時16分

【ワシントン時事】トランプ米大統領は23日、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領が戦闘を長引かせ、戦争終結を困難にしているとSNSで批判した。トランプ氏は、ゼレンスキー氏がウクライナ南部クリミア半島をロシア領として認めない考えを示したことを非難し、停戦交渉が進展しない責任はゼレンスキー氏にあるとの認識を改めて示した。
停戦交渉では、ロシアが2014年に一方的に併合したクリミア半島をロシア領として承認することを米国が提案したとされる。これに関し、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、ゼレンスキー氏は「ウクライナは法的にクリミア占領を認めない。(認めれば)憲法違反になる」と述べ、提案を受け入れない方針を表明した。