IAEAトップ、イラン外相と会談=核監視で協力訴え 2025年04月17日 05時38分

16日、テヘランで会談する国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(左)とイランのアラグチ外相=イラン外務省提供(AFP時事)
16日、テヘランで会談する国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(左)とイランのアラグチ外相=イラン外務省提供(AFP時事)

 【イスタンブール時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は16日、イランを訪問し、アラグチ外相と会談した。アラグチ氏がイラン側の代表を務める米国との核開発に関する高官協議などを巡り意見を交わしたとみられる。
 グロッシ氏は会談後、X(旧ツイッター)に「緊急に外交が必要とされている時期に、イラン核計画が平和的な性質だという確証を示すためにはIAEAとの協力が不可欠だ」と投稿し、IAEAによる監視にイランが積極的に応じるべきだと訴えた。
 グロッシ氏は、イラン訪問を前に行ったフランス紙ルモンドのインタビューで、イランが核兵器を保有できるようになるまで「そう遠くないことは認めなければならない」と指摘した。 

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