ウマラ元大統領に禁錮15年=ペルー 2025年04月16日 06時24分

【サンパウロ時事】南米ペルーからの報道によると、同国の裁判所は15日、ブラジルの大手ゼネコンから不正資金を受け取ったとして、ウマラ元大統領に対し禁錮15年の有罪判決を言い渡した。ウマラ被告は2011~16年に左派政権を率いた。
ウマラ被告は、11年の大統領選でゼネコンのオデブレヒト(現ノボノル)から300万ドル(約4億3000万円)の資金を受け取ったとしてマネーロンダリング(資金洗浄)の罪に問われた。同社は公共工事受注のため、中南米政界に幅広く賄賂をばらまき、ペルーではトレド元大統領も昨年、禁錮20年超の判決を受けた。