日本、洋菓子の「W杯」優勝=2大会連続4度目―フランス 2025年01月26日 07時38分

25日、フランス中部リヨン郊外で行われた洋菓子コンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で優勝した日本代表チーム。右から籏雅典さん、宮崎龍さん、的場勇志さん。左端は冨田大介団長(日本代表チーム提供)
25日、フランス中部リヨン郊外で行われた洋菓子コンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で優勝した日本代表チーム。右から籏雅典さん、宮崎龍さん、的場勇志さん。左端は冨田大介団長(日本代表チーム提供)

 【パリ時事】世界の洋菓子職人が国別対抗で技術を競うコンクール「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の決勝が24、25両日、フランス中部リヨン郊外で行われ、日本代表チームが優勝した。日本の快挙は2大会連続4度目。
 イタリア、中国、韓国など18カ国が予選を勝ち抜き、各国3人1組でチョコレート細工やアメ細工、氷彫刻に挑んだ。2位はフランス、3位はマレーシアだった。
 日本は洋菓子店「コンフィチュール アッシュ」(三重県)の籏雅典さん(42)、菓子メーカー「美十」(京都市)の的場勇志さん(37)、婚礼・レストラン事業を展開する「ブライド・トゥー・ビー」(名古屋市)の宮崎龍さん(53)が代表として出場。優勝が決まると、表彰台でトロフィーを掲げて喜んだ。
 コンクールは「製菓のワールドカップ(W杯)」と称され、1989年に隔年開催でスタート。日本は91年、2007年、23年にも優勝した。 

海外経済ニュース