メタ、MSともに最高益=生成AIで中核事業成長―7~9月期 2024年10月31日 08時20分

米メタ(写真上)とマイクロソフトのロゴ(AFP時事)
米メタ(写真上)とマイクロソフトのロゴ(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米メタ(旧フェイスブック)と米マイクロソフト(MS)が30日発表した2024年7~9月期決算は、いずれも売上高と純利益が四半期ベースの過去最高を更新した。生成AI(人工知能)を使った機能やサービスで、それぞれの中核事業が成長を続けた。
 メタの売上高は前年同期比19%増の406億ドル(約6兆2300億円)、純利益は35%増の156億8800万ドル。増収増益は6四半期連続。ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、声明で「AI(開発)の進展で、好調な四半期だった」と総括した。傘下アプリの利用者数が伸び、広告収入も増加した。
 MSの売上高は16%増の656億ドル、純利益は11%増の246億6700万ドルで、7四半期連続の増収増益。中核のクラウド事業が33%増収だった。ナデラCEOは、AIによる事業支援サービスが新規顧客獲得につながっていると述べた。 

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