国会権限強化法は違憲=主導の野党は反発―台湾憲法裁 2024年10月25日 22時19分
【台北時事】台湾の司法院大法官会議(憲法裁判所)は25日、野党主導で成立した立法院(国会)の権限を強化する一連の改正法について、大部分を違憲とする判決を言い渡した。違憲と判断された部分は即日失効する。野党は強く反発している。
憲法裁は判決で、改正法が盛り込んだ立法院での総統の政治報告義務について、強制はできないと指摘。「憲法が定める権力分立に抵触する」と判断した。