貿易「成長エンジンでない」=保護主義を警告―IMF専務理事 2024年10月24日 23時18分
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は24日の記者会見で、「貿易はもはや成長の力強いエンジンではない」と述べ、保護主義の台頭に警戒感をあらわにした。
また、インフレ抑制と成長維持を両立するソフトランディング(軟着陸)が世界の大半で「視野に入った」ものの、景気が良いという実感が伴っていないと懸念。「低成長と高債務」の道に陥る可能性についても警告した。