ロ下院、北朝鮮「戦略条約」批准=ウクライナ侵攻で軍事協力強化 2024年10月24日 17時15分

握手するロシアのプーチン大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=6月19日、平壌(朝鮮中央通信が配信)(AFP時事)
握手するロシアのプーチン大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記=6月19日、平壌(朝鮮中央通信が配信)(AFP時事)

 ロシア下院は24日、プーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が6月に署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」批准法案を可決した。批准に必要な法案は今月14日、プーチン氏が提出していた。近く上院の承認、大統領の署名を経て成立し、ロシア側の一連の手続きが完了する。
 韓国政府などによると、北朝鮮はウクライナ侵攻を支援するため、ロシアに兵士を派遣。ロ朝は有事の際の相互支援をうたう同条約に基づき、事実上の「軍事同盟」として協力を強化することになりそうだ。
 北朝鮮側で条約が批准されたかどうかは明らかになっていない。ルデンコ外務次官(アジア担当)は「(批准が)遅れることはないだろう」とタス通信などに語った。 

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