選挙終幕近づき「悲しい」=トランプ氏、感傷的に?―米大統領選 2024年10月23日 10時49分

22日、米南部ノースカロライナ州グリーンズボロで開かれた選挙集会で演説するトランプ前大統領(AFP時事)
22日、米南部ノースカロライナ州グリーンズボロで開かれた選挙集会で演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党のトランプ前大統領(78)は22日、激戦州の南部ノースカロライナ州で演説した。大統領選の投開票日まで2週間となる中、選挙戦を振り返り「ちょっと悲しい。あと14日で終わってしまう」と感傷に浸るような場面があった。
 トランプ氏は2028年の大統領選には立候補しないと述べており、今回を最後の選挙と位置付けている。初めて大統領選に立候補した15年からの9年余りに触れ、「皆と一緒にいられて本当に素晴らしかった」「米国史で最も偉大な政治運動だ」と回顧した。
 もっとも、感傷的な姿を見せた瞬間はごくわずか。すぐに民主党のハリス副大統領(60)を「うそつき」「ばか」と罵倒する普段の姿に戻り、「勝つ、勝つ、勝つ!」と聴衆を盛り上げた。 

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