艦載ミサイル2種、米から購入=中国にらみ防空強化―豪 2024年10月22日 18時24分

米ハワイ州沖で試射された対空ミサイル「SM6」=8月5日(豪国防省提供・時事)
米ハワイ州沖で試射された対空ミサイル「SM6」=8月5日(豪国防省提供・時事)

 【シドニー時事】オーストラリア国防省は22日、海軍艦艇に搭載する新型の対空ミサイル「SM6」と「SM2ブロック3C」を米国から70億豪ドル(約7000億円)で購入する契約を結んだと発表した。インド太平洋で軍事的行動を活発化させる中国をにらみ、防空能力を強化するのが狙い。
 両ミサイルは、ホバート級駆逐艦とハンター級フリゲート艦に順次配備される予定。豪メディアによると、射程距離はSM6が350キロ、SM2ブロック3Cが160キロ。SM6は弾道ミサイルの迎撃能力に加え、対艦ミサイルとしての機能も持つ。 

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