トランプ氏、バーガー店でバイト体験=労働者層へアピール―米大統領選 2024年10月21日 08時44分

20日、米東部ペンシルベニア州のマクドナルドでフライドポテトを作るトランプ前大統領(AFP時事)
20日、米東部ペンシルベニア州のマクドナルドでフライドポテトを作るトランプ前大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選共和党候補のトランプ前米大統領は20日、選挙運動で訪れた東部ペンシルベニア州のファストフード大手マクドナルドの店舗で、客に商品を渡すなどのパフォーマンスを行った。同州は大統領選の行方を決める激戦州の一つ。庶民になじみ深いハンバーガーショップで「アルバイト」することで、労働者層へのアピールを狙った。
 トランプ氏は州最大都市フィラデルフィア郊外の店舗で、エプロンを着け、従業員から説明を受けつつフライドポテト作りを体験。さらにドライブスルーを訪れた客に注文品を手渡した。
 米メディアによると、民主党候補のハリス副大統領は学生時代、マクドナルドでバイトしたと話しているが、トランプ氏はこれを疑問視している。実際に働いてみせ、ハリス氏に対抗した形だ。
 ハリス陣営は声明で「不動産王」とされるトランプ氏について「どれほど多くの写真撮影機会を設けても、生活の糧のために働くということを理解していない」と批判した。 

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