ハリス氏勝利へ団結確認=オバマ氏「国のため全員で戦う」―民主党大会2日目・米大統領選 2024年08月21日 15時39分

20日、米中西部イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で演説するオバマ元大統領(AFP時事)
20日、米中西部イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で演説するオバマ元大統領(AFP時事)

 【シカゴ時事】11月の米大統領選に向けた民主党全国大会は2日目を迎えた20日、オバマ元大統領が基調演説を行った。「私たちが信じる米国のために、全員で戦わなければならない」と訴え、同党候補のハリス副大統領(59)と副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事(60)の勝利を目指し団結と行動を呼び掛けた。
 オバマ氏は、自身の副大統領を務めたバイデン大統領(81)について「大きな危機の中で民主主義を守り抜いた大統領として、歴史は記憶する」と称賛。その上で「ハリス氏にバトンは手渡された。米国は『カマラ・ハリス大統領』を迎える準備ができている」と強調した。
 さらに「私たちは皆平等につくられ、誰もが譲ることのできない権利を与えられている。それがカマラのビジョンだ」と指摘。「人々が良い賃金と労働条件を求める権利を得られるよう、立ち上がる大統領が必要だ」とも述べ、「彼女ならできる(Yes She Can)」を繰り返した。 

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