無所属ケネディ氏が撤退検討=トランプ氏、政権で処遇も―米大統領選 2024年08月21日 14時04分
【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、撤退を検討していることが明らかになった。ケネディ氏の副大統領候補ニコール・シャナハン氏が20日公開されたポッドキャスト番組のインタビューで、選挙戦から撤退し共和党のトランプ前大統領を支持する可能性を示唆した。
シャナハン氏は「われわれが検討している選択肢は二つある。一つは(選挙戦に)残って新党を結成すること。もう一つは撤退してトランプ氏と手を組むことだ」と説明した。
これを受けてトランプ氏は、CNNテレビのインタビューで「私は彼(ケネディ氏)が好きだ。支援を歓迎するだろう」と強調。引き換えに次期政権のポストで処遇する考えを示した。
ケネディ氏も20日、X(旧ツイッター)に「選挙戦での目標を推進するため、どの政党の指導者とも喜んで話をするつもりだ」と投稿。共闘の条件として「政府から企業の影響力を一掃すること」などを挙げた。