ダハル首相、不信任で失職=連立解消で過半数割り込む―ネパール 2024年07月12日 21時16分

ネパールのダハル首相=2023年12月、ドバイ(AFP時事)
ネパールのダハル首相=2023年12月、ドバイ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】ネパール下院で12日、共産党毛沢東主義派(毛派)を率いるダハル首相の信任投票が行われ、反対票多数で不信任となった。憲法の規定によりダハル氏は失職した。統一共産党(UML)の連立離脱で与党勢力は過半数を割り込んでいた。
 ダハル氏は「汚職と戦いながら良い統治を維持しようとしたため、追放された」と演説。記者団に対し、新政権樹立を目指すUMLなどの動きの背後に「外国の勢力がいる」とも語った。新政権は数日以内に発足する見通し。 

海外経済ニュース