「党大会で私に挑戦してみろ」=バイデン氏、撤退論に不満爆発―米 2024年07月09日 06時59分

バイデン米大統領=5日、中西部ウィスコンシン州マディソン(EPA時事)
バイデン米大統領=5日、中西部ウィスコンシン州マディソン(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)は8日、MSNBCテレビの電話インタビューで「私がトランプ(前大統領)を倒すのに最もふさわしい候補だ。諦めない」と述べ、大統領選を戦い続ける意思を重ねて示した。高齢不安から民主党内でバイデン氏の撤退論が高まる中、「立候補して(8月の)党全国大会で私に挑戦してみろ」と批判者への不満を爆発させた。
 インタビューは事前予告なしに放送された。これに先立ちバイデン氏は8日朝、民主党議員団に書簡を送り、自身こそが圧倒的支持を得て予備選に勝った候補だと指摘。「決心が弱まったり目の前の任務を見誤ったりすれば、トランプを利するだけだ。団結し、前に進む時だ」と述べ、動揺を抑えて「打倒トランプ」の至上命令に集中するよう促した。 

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