北朝鮮、弾道ミサイル発射＝東方に、先月２６日以来 2024年07月01日 05時22分
【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は１日午前５時５分（日本時間同）ごろ、南西部・黄海南道長淵一帯から短距離弾道ミサイル１発を北東の方向に発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は６月２６日以来。
韓国軍は午前５時１５分ごろにも北朝鮮が発射した弾道ミサイル１発の航跡を探知。詳細を分析している。韓国軍は「米国や日本と関連情報を緊密に共有し、万全の準備態勢を維持している」と強調した。
北朝鮮は日米韓３カ国が６月２７～２９日に実施した合同軍事演習「フリーダム・エッジ」に反発。声明で「挑発的な軍事的示威行為だ」と非難し、対抗措置を警告していた。
北朝鮮は６月の前回発射について「多弾頭の中距離弾道ミサイルの実験に成功した」と主張。一方、韓国軍は発射が失敗だったとみていた。