給油所に充電設備義務化へ=EV普及後押し―ドイツ 2024年05月30日 07時45分

 【ベルリン時事】ドイツ政府は29日、2028年までに大半のガソリンスタンドに電気自動車(EV)用の急速充電機器の設置を義務付ける法案を閣議決定した。EVの普及を後押しする。
 対象は200カ所以上を運営する大規模事業者のスタンド。法案は、独全体の半分以上に相当する約8000カ所への導入を見込む。
 独政府は30年までに1500万台のEV登録を目標としているが、伸び悩んでいる。政府報道官は「充電地点が不足しているためにEV購入をためらう人がいる」と訴えた。 

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