中ロ首脳、7月に再会談=外相レベルで調整―カザフ 2024年05月21日 05時40分

20日、アスタナで会談するロシアのラブロフ外相(左)と中国の王毅共産党政治局員兼外相(ロシア外務省提供)(ロイター時事)
20日、アスタナで会談するロシアのラブロフ外相(左)と中国の王毅共産党政治局員兼外相(ロシア外務省提供)(ロイター時事)

 ロシアのラブロフ外相は20日、カザフスタンの首都アスタナで中国の王毅共産党政治局員兼外相と会談し、プーチン大統領と習近平国家主席が今月16日の北京会談に続き、「7月(3、4両日)にアスタナで開催される上海協力機構(SCO)首脳会議時に会う」と明らかにした。外相レベルで再会談を調整した形だ。
 中国外務省によると、王氏は会談で台湾の頼清徳総統の就任に関し、プーチン氏が「一つの中国」原則を支持していることを評価した。
 タス通信によれば、ラブロフ、王両氏は、イランのライシ大統領とアブドラヒアン外相が死亡した19日のヘリコプター事故に触れた。アスタナでは20、21両日にSCO外相会議が開かれ、アブドラヒアン氏も参加する予定だった。 

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