アビナデル大統領が再選=対ハイチで強硬措置―ドミニカ共和国 2024年05月20日 14時31分

19日、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで演説するアビナデル大統領(EPA時事)
19日、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで演説するアビナデル大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】カリブ海のドミニカ共和国で19日、大統領選挙が投開票され、中道左派の与党・現代革命党(PRM)の現職アビナデル大統領(56)がフェルナンデス元大統領(70)ら8人を破り、再選を確実にした。8月に2期目入りし、任期は4年。
 ロイター通信によると、開票率56%の段階でアビナデル氏の得票率は約59%。同氏は「わが国は民主主義の前進となるページを開いた」と勝利を宣言した。アビナデル氏は、政情不安が続く隣国ハイチからの不法移民の流入阻止に向け、「国境の壁」を建設する強硬措置を講じるなどし、支持を集めた。 

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