ネイバーの立場「尊重」=LINEヤフーとの関係見直し―韓国大統領府 2024年05月13日 19時30分

通信アプリ「LINE」のロゴマーク(EPA時事)
通信アプリ「LINE」のロゴマーク(EPA時事)

 【ソウル時事】通信アプリ「LINE」の個人情報流出問題を受け、韓国IT大手ネイバーが運営会社LINEヤフーとの資本関係見直しを検討していることについて、韓国大統領府高官は13日、「韓国国民と企業の利益を最優先にし、ネイバーの立場を最大限尊重する」と表明した。
 日本の総務省はLINEヤフーへの2度の行政指導で、情報流出の原因となったネイバーとの関係見直しなどを検討するよう要求。ネイバーは10日、株式売却を含め合弁相手のソフトバンクと協議すると発表した。
 両社は中間持ち株会社を通じLINEヤフーに折半出資している。大統領府高官は13日の記者会見で、「政府は韓国企業が自律的に意思決定できるよう可能な限り支援し、意思に反する不当な措置には断固として対応する」と強調した。 

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