ウクライナ大統領、警護トップを解任=ロシア指示の暗殺計画巡り 2024年05月10日 14時31分

ウクライナのゼレンスキー大統領=4月11日、ビリニュス(EPA時事)
ウクライナのゼレンスキー大統領=4月11日、ビリニュス(EPA時事)

 ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、自身に対する暗殺計画を巡り、国家警護局のルディ長官を解任した。保安局(SBU)が7日、計画に関わった国家警護局の大佐2人の拘束を発表。ルディ氏は責任を取らされたとみられる。
 ルディ氏は2019年から警護官を束ねる同局を率いていた。
 SBUの発表によると、大佐2人はロシア連邦保安局(FSB)から指示を受けていた。「実行役」の警護官を勧誘したり、ドローン攻撃の目標を選定したりする任務を課せられていたといい、国家反逆とテロの容疑に問われている。 

海外経済ニュース