スウィフトさん、米大学の教材に=経済学授業が今秋開講 2024年05月07日 05時56分

米歌手テイラー・スウィフトさん=2023年2月、ロサンゼルス(AFP時事)
米歌手テイラー・スウィフトさん=2023年2月、ロサンゼルス(AFP時事)

 【ワシントン時事】米首都ワシントンにあるアメリカン大学は、米人気歌手テイラー・スウィフトさんを教材にした経済学の授業を今秋開講する。スウィフトさんのコンサートツアーは空前の興行収入を記録し、世界各地で社会現象となっており、「スウィフトノミクス」を掘り下げる。
 同大の4月の発表によると、授業ではスウィフトさんのツアーがもたらす経済効果に加え、知的財産権やチケット価格の動き、メディアへの影響などを幅広く分析する。9月18日から10月16日まで、毎週水曜日に約3時間の授業があるという。
 レイノルズ経済学部長は声明で「私もファンの一人として楽しみにしている。スウィフトさんは素晴らしい音楽家であるとともに、音楽産業を制覇したビジネスウーマンでもある」と指摘した。
 この授業は学生からの要望で誕生した。発案した学生の一人のミーガン・ワイソッキさんは「多くの学生に経済学に興味を持ってもらいたいと思った」と語った。 

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