ネパール、新紙幣にインドとの係争地=領土対立激化か 2024年05月06日 14時29分

ネパールのダハル首相=2023年12月、ドバイ(AFP時事)
ネパールのダハル首相=2023年12月、ドバイ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】ネパール政府は6日までに、今後発行予定の新紙幣に隣国インドとの係争地を含むネパールの地図を盛り込むことを決めた。インドは反発しており、係争地を巡る対立が激化する恐れがある。
 ネパール政府報道官の3日の発表によれば、中央銀行が新たに発行する100ネパール・ルピー(約115円)紙幣にはネパール北西のカラパニやリンピヤドゥラといったインドも自国領と主張する地域を含む地図が描かれる。発行時期は明らかになっていない。
 インドメディアによると、同国のジャイシャンカル外相は4日、「一方的な動きだ。たとえ地図が変わっても現実は変わらない」と批判した。インドは2019年、カラパニを自国領と記した地図を公開。ネパールは対抗措置として20年、係争地を自国領とする地図を法制化した経緯がある。 

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