ロシア防衛産業支援と中国批判=「主要な貢献者」と懸念―米長官 2024年04月19日 22時18分

19日、イタリア・カプリ島で記者会見するブリンケン米国務長官(EPA時事)
19日、イタリア・カプリ島で記者会見するブリンケン米国務長官(EPA時事)

 【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は19日、イタリア・カプリ島での先進7カ国(G7)外相会合閉幕後の記者会見で、ウクライナ侵攻を続けるロシアの防衛産業を支援していると述べ、中国を批判した。欧州諸国も同様の懸念を示しているとして、中国に支援の中止を求めた。
 ブリンケン氏は会見でロシアの防衛産業に言及し、「現時点で主要な貢献者は中国だ」と指摘。中国が軍事転用可能な部品や半導体をロシアに輸出し、防衛産業の再建を支えていると強調した。ただ、中国による兵器供与などの直接的な軍事支援に関しては「確認していない」と述べた。 

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