中国高官、香港国安条例で「安全保護」=内外では懸念の声 2024年04月15日 19時21分

 【香港時事】中国政府で香港政策を担当する夏宝竜・香港マカオ事務弁公室主任は15日、香港で3月に施行された国家安全条例について「安全、発展、市民の生活を保護する」のが目的だと述べた。中国が定める「国家安全教育日」に関連した香港での式典でオンライン演説し、条例を巡る内外の懸念払拭を図った。
 スパイ行為などを取り締まる国安条例は、中国主導で2020年に施行された国家安全維持法(国安法)を補完するもの。社会統制のさらなる強化で、言論・報道の自由の後退や外国企業の撤退などが懸念されている。 

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