「新幹線」拡張、初の五輪招致も=与党が公約発表―インド総選挙 2024年04月14日 17時29分

14日、ニューデリーの与党インド人民党(BJP)本部前で公約集を披露するモディ首相(AFP時事)
14日、ニューデリーの与党インド人民党(BJP)本部前で公約集を披露するモディ首相(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドのモディ首相率いる与党インド人民党(BJP)は14日、首都ニューデリーの党本部で会合を開き、日本の新幹線方式を採用した高速鉄道網の拡張や、インド初となる五輪招致、貧困層らの支援を盛り込んだ下院総選挙の公約を決定した。投票は19日から始まる。
 新幹線方式の高速鉄道は西部で建設が進んでおり、2026年にも一部開業する見通し。公約によると他に北部や南部、東部でも建設実現に向け検討を始める。
 貧困家庭の電気料金を無料にする他、70歳以上の国民は50万ルピー(約92万円)までの医療費を無償化する福祉政策も盛り込んだ。財源には触れていない。モディ氏は会合で「若者と女性、貧困層、農民という『先進国インド』を支える四つの柱に力を与える公約だ」と強調した。 

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