大谷選手証人の可能性も=司法取引か公判か―水原容疑者訴追 2024年04月12日 15時17分

メディアの囲み取材に応じるドジャースの大谷翔平=8日、米ミネアポリス
メディアの囲み取材に応じるドジャースの大谷翔平=8日、米ミネアポリス

 【ニューヨーク時事】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者が11日、連邦検察に刑事訴追された。米メディアによると12日午後(日本時間13日午前)にもロサンゼルスの裁判所に出頭し、今後の刑事手続きを協議する。司法取引が成立せず、公判が開かれることになれば、大谷選手が証人として法廷に立つ可能性もある。
 米紙ニューヨーク・タイムズは10日、水原容疑者が司法取引に向けた交渉を進めていると報じた。米国では、事件の容疑者や被告が自ら罪を認めて捜査当局の負担を減らす見返りに、検察が通常よりも軽い求刑で合意する司法取引が広く行われている。
 水原容疑者が訴追された銀行詐欺容疑は最大で禁錮30年が科される。取引が成立すれば刑期短縮が見込まれる。
 ただ、11日の検察発表では取引についての言及はなかった。水原容疑者は12日の出頭で、保釈のための保証金支払いや罪状認否の日程を話し合うという。
 地元紙ロサンゼルス・タイムズは11日、もし取引とならず、正式に起訴され公判が開かれれば「大谷選手は注目の証人になるだろう」と伝えた。検察は11日の記者会見で「(大谷選手が)引き続き協力してくれることを期待する」と述べ、法廷で証言を求める事態もあり得るとほのめかした。 

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