性暴力の「合理的根拠」発見=ハマスのイスラエル奇襲―国連報告書 2024年03月05日 10時38分

イスラム組織ハマスによる攻撃で引き起こされた火災=2023年10月7日、イスラエル南部アシュケロン(AFP時事)
イスラム組織ハマスによる攻撃で引き起こされた火災=2023年10月7日、イスラエル南部アシュケロン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】国連のパッテン事務総長特別代表(紛争下の性暴力担当)は4日、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲の際に性暴力が発生したと「信じるに足る合理的な根拠」を発見したとする報告書を発表した。
 パッテン氏は1月末から17日間、イスラエル政府の招待を受けて同国を訪問。治安当局者や生存者らと面会し、写真や映像を調べた。
 その結果、奇襲当日に音楽祭会場など少なくとも3カ所で集団暴行などが起きたもようだと結論付けた。被害者の多くが女性で、裸にされたり、縛られたりして殺害される「パターン」がみられたという。 

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