断食月までの合意期待=ガザ戦闘休止巡る交渉―米大統領 2024年03月02日 11時51分

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は1日、パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止を巡る交渉に関し、10日ごろ始まるイスラム教のラマダン(断食月)までに合意が成立することを「期待している」と述べた。記者団に語った。
 米国とイスラエルは、ハマスとの仲介役を務めるカタールやエジプトと共に、ガザでの戦闘休止と拘束されている人質の解放を目指し交渉を進めている。バイデン氏は「懸命に取り組んでいるが、そこ(合意)には至っていない」と説明。交渉が難航している理由には触れなかった。 

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