来週初めまでの交渉妥結「望む」=ガザの戦闘休止巡り―米大統領 2024年02月27日 08時20分

26日、ニューヨークでアイスクリームを食べるバイデン米大統領(AFP時事)
26日、ニューヨークでアイスクリームを食べるバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン、カイロ時事】バイデン米大統領は26日、訪問先のニューヨークで記者団に対し、パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘を巡り、3月4日までに戦闘休止を目指した交渉が妥結することを「望んでいる」と語った。
 ガザでの戦闘休止と人質解放を巡っては、米国とイスラエルが、ハマスとの仲介役のカタール、エジプトなどと詰めの交渉を進めている。バイデン氏は交渉の進展について、「(妥結に)近づいているが、まだまとまっていないと聞いている」と説明した。
 イスラエルとハマスは26日、間接交渉をカタールで実施したとみられる。イスラエルのメディアなどによると、パレスチナ囚人の釈放人数などを巡る隔たりが埋まっておらず、イスラエル当局者は「進展はない」と語っている。 

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