日米欧、侵攻2年でロシア非難=総会、安保理会合も決議なし―国連 2024年02月24日 10時48分

23日、ニューヨークで国連会合に出席するウクライナのクレバ外相(AFP時事)
23日、ニューヨークで国連会合に出席するウクライナのクレバ外相(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】ニューヨークの国連本部で23日、ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で2年を迎えるのに合わせ、総会本会議と安保理閣僚級会合が開かれた。ウクライナや日米など50カ国超と欧州連合(EU)はロシアを「国際法違反だ」と非難し、軍の即時撤退を求める共同声明を出した。
 昨年の侵攻1年では、平和の早期実現を求める総会決議を141カ国の賛成多数で採択したが、今年は総会、安保理ともに決議案の提出は見送られた。昨年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り、イスラエル擁護の姿勢を取り続ける米国への不満を反映し、票数が減りかねないとの計算があったとみられる。 

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