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　【ベルリン時事】ドイツ連邦議会（下院）は２３日、嗜好（しこう）用大麻の所持を限定的に認める法案を賛成多数で可決した。所持を禁止する従来の政策では闇市場を通じたまん延に対処できず、ショルツ左派連立政権は、流通を管理する方向に転換する。医療界や野党からは激しい反対の声が上がっている。
　成人が個人使用のために最大２５グラム所持し、３株まで栽培することを認める。入手は会員制の団体内でのみ可能とし、商業販売は禁止する。
　法案は今後、連邦参議院（上院）で審議されるが、下院の決定は覆らない見通し。早ければ４月に施行する。