ナワリヌイ氏担当が昇任=抑圧指揮、陣営は「殺害3日後」と反発―ロシア 2024年02月20日 21時39分

ロシア法務省で演説するプーチン大統領=2022年9月、モスクワ(AFP時事)
ロシア法務省で演説するプーチン大統領=2022年9月、モスクワ(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は19日付の大統領令で、法務省傘下にある連邦刑執行庁(FSIN)のボヤリネフ第1副長官を「大将」に昇任させた。独立系メディアは20日、ボヤリネフ氏が獄死した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に対する抑圧を陣頭指揮していたと報じた。
 FSINは16日にナワリヌイ氏の死亡を発表した。同氏の陣営は20日、SNSで「殺害3日後」の昇任と反発。ボヤリネフ氏について「刑務所で拷問を直接監督し、依頼人(プーチン氏)から褒賞を与えられた」と非難した。 

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