〔東京株式〕伸び悩む=米株先物、時間外で軟化(24日後場中盤) 2025年04月24日 13時43分
(13時35分)日経平均株価は伸び悩んでいる。米株先物が時間外取引で軟化し、今夜の米株安への警戒から売りが出て、株価の上値を抑えている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は、前日比283円38銭高の3万5152円01銭で始まった。引き続き大型株中心にプラスで推移しており、日経平均は前場高値から大きく押されることもなく、しっかりした値動きが続いている。
(前引け)【プライム】午前の日経平均株価の終値は前日比375円78銭高の3万5244円41銭、東証株価指数(TOPIX)は26.12ポイント高の2610.44でともに続伸した。米中貿易摩擦への警戒感が緩和し、米国株が上昇したため、買いが先行した。ただ、先行き不透明感は残り、買いが一巡すると、売りも出て株価の上値を抑えた。
55%の銘柄が値上がりし、43%が値下がりした。出来高は9億0381万株、売買代金は2兆0597億円。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、輸送用機器、その他製品などが上昇。陸運業、小売業、食料品などが下落。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0158万株。
【グロース】グロース250とグロースCoreは小幅安。
(10時10分)日経平均株価は、前場始値を挟んでもみ合っている。値がさの半導体関連株の値上がりが指数の上昇に寄与している。米中の貿易摩擦による世界経済への悪影響に対する懸念が緩和されたことで、金融や電機、精密、自動車など景気敏感株も堅調だ。一方で、米中の関税交渉の結果が具体化するまで不確実性が残るとし、「買い一辺倒にはならない」(大手証券)という。
(寄り付き)日経平均株価は前日比326円8銭高の3万5194円71銭と上昇して始まった。米株高や為替の円安を受けて、買いが先行している。