〔ロンドン外為〕円、155円台前半(8日正午) 2024年05月08日 20時23分

 【ロンドン時事】8日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料に欠ける中、狭い範囲での取引となり、1ドル=155円台前半で推移した。正午現在は155円33~43銭と、前日午後4時(154円37~47銭)比96銭の円安・ドル高。
 米連邦準備制度理事会(FRB)高官が年内の利下げが「ゼロ」になる可能性を示したことを受けて円売り・ドル買いが強まった海外市場の流れを引き継いだ。ただその後は、日銀の植田和男総裁による「最近の円安の動きを十分に注視している」などの発言が円相場を下支えした。
 対ユーロは1ユーロ=166円97銭~167円07銭(前日午後4時は166円38~48銭)と、59銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0744~0754ドル(同1.0773~0783ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2491~2501ドル(同1.2548~2558ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9083~9093フラン(同0.9062~9072フラン)。

市況・概況