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〔NY石油〕WTI続落、76.71ドル=約9カ月ぶり安値(26日) 2022年09月27日 04時04分

 【ニューヨーク時事】週明け26日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドルが独歩高となる中で割高感を嫌気した売りが広がり、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は前週末比2.03ドル(2.58%)安の1バレル=76.71ドルと、1月3日以来約9カ月ぶりの安値水準。12月物は2.07ドル安の76.18ドルだった。
 この日の外国為替市場では英ポンド売りが加速し、主要通貨に対してドルが独歩高の様相を強めている。これがドル建てで取引される原油先物の割高感を生み、相場は未明に77ドル台前半まで下落した。
 朝方に入ると売りが一服し、相場はいったん80ドルの節目を回復。先進7カ国(G7)に合わせ、ロシア産石油の取引価格に上限を設ける追加制裁の導入をめぐり、欧州連合(EU)加盟国の間で意見が割れているとの報などが支えとなった。
 しかし、買いは続かず、その後は再びマイナス圏に転落。米連邦準備制度理事会(FRB)が進める速いペースでの利上げについて、ボストン連銀のコリンズ総裁が「大幅な景気減速の可能性という不安はある」などと発言したことを受け、リスク資産を回避する流れが優勢となった。11月物は一時76.49ドルと、中心限月ベースで1月3日に付けた取引途中の年初来安値(74.27ドル)にあと2ドル強まで迫った。
 ▽ガソリン=小反発。中心限月10月物の清算値は0.12セント高の1ガロン=238.42セント。
 ▽ヒーティングオイル=続落。10月物の清算値は10.80セント安の1ガロン=312.91セント。