470WTI

2021/6/17

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〔NY石油〕WTI、3日ぶり反落(17日) 2021年06月18日 04時09分

 【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米利上げ時期の前倒し観測を背景としたドルの上昇が重しとなり、3営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.11ドル(1.54%)安の1バレル=71.04ドル。8月物は1.17ドル安の70.78ドルだった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、2023年中に事実上のゼロ金利政策を解除し、2回利上げする想定を示した。3月時点の「24年以降」の見通しを前倒しした形で、量的緩和策の縮小に向けた検討の開始も表明。これを受けて外国為替市場ではドルが主要通貨に対して上昇し、ドル建てで取引される商品の割高感が強まった。
 朝方までは需給引き締まり観測が相場を下支えしていたものの、午前11時ごろから急速に売りが膨らみ、昼すぎには一時69.77ドルまで下落。しかし、翌18日に行われるイラン大統領選で反米保守強硬派のライシ司法府代表の勝利が見込まれており、米国の制裁解除によるイラン産原油の供給再開見通しが後退していることなどから、その後は買い戻しが入り、下げ幅を縮めた。
 ▽ガソリン=5営業日続落。中心限月7月物の清算値は2.20セント安の1ガロン=213.42セント。
 ▽ヒーティングオイル=続落。7月物の清算値は3.66セント安の1ガロン=206.68セント。