〔ロンドン外為〕円下落、154円台半ば(26日正午) 2024年07月26日 20時17分

 【ロンドン時事】週末26日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、前日発表された強い内容の米経済指標を受けて円売り・ドル買いが進み、1ドル=154円台半ばに下落した。正午現在は154円52~62銭と、前日午後4時(153円59~69銭)比93銭の円安・ドル高。
 前日発表の4~6月期の米実質GDP(国内総生産)が景気の強さを示す内容となったことから、為替市場では円売り・ドル買いが進行。ロンドン時間朝方に153円60銭台で取引された円は序盤に154円台に乗せ、その後もじりじりと水準を切り下げた。投資家はこの日発表される6月の米個人消費支出(PCE)物価指数に注目している。
 対ユーロは1ユーロ=167円75~85銭(前日午後4時は166円72~82銭)と、1円03銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0852~0862ドル(同1.0849~0859ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2868~2878ドル(同1.2872~2882ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8831~8841フラン(同0.8793~8803フラン)。

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