AGC、純損失209億円=ロシア事業撤退で―1~3月期 2024年05月08日 15時57分

 国内ガラス大手AGCが8日発表した2024年1~3月期連結決算(国際会計基準)で、純損益が209億円の赤字(前年同期は220億円の黒字)となった。ロシア事業の撤退に伴う減損損失を約360億円計上したため。第1四半期での純損失計上は旧旭硝子時代の09年以来という。
 AGCのロシア事業は、ウクライナへの侵攻長期化で事業環境が悪化。今年2月に建築用・自動車用ガラスの生産などを行う事業会社2社を現地の実業家に売却していた。 

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