任天堂、最高益=円安、マリオ映画効果―24年3月期 2024年05月07日 15時57分

オンラインで記者会見する任天堂の古川俊太郎社長=7日(同社提供)
オンラインで記者会見する任天堂の古川俊太郎社長=7日(同社提供)

 任天堂が7日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比13.4%増の4906億円と過去最高を更新した。主力の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やゲームソフトの販売数は前期を下回ったものの、円安に加え、23年4月公開の映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のヒットが収益を押し上げた。
 売上高は4.4%増の1兆6718億円で、このうち海外の比率は78.3%に上った。本業のもうけを示す営業利益は4.9%増の5289億円だった。円安進行で為替差益が55.1%増の615億円に膨らんだ。 

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